2020年11月15日に、ASEAN10カ国、及び中国、日本、韓国、豪州とニュージーランドが地域的な包括的経済連携(RCEP)協定に署名した。
署名国の総人口、GDP総数およびかかるグローバルな貿易総量から、RCEPは今後世界で規模が最も大きく、影響力が最も深い自由貿易協定となる見込みであり、貨物貿易、サービス貿易、投資参入、標準及び技術、動植物検疫、経済技術連携、知的財産権、電子商取引、争議解決など幅広い分野をカバーする。
RCEP署名後に、次のようなことが実現できると想定される。
「10+5」というモデルにより、新たな経済連携を整合させ、構築させる。
地域内の統一ルール体系の形成を促し、区域内の差異を減少させる。
地域内の関税及び非関税障壁を引き下げる。
貨物貿易開放水準は90%以上に達する。
重要な貨物とサービスに対し開放的な態度を持ち、ともに新型コロナウイルスと戦う。
地域包括的経済連携協定
http://fta.mofcom.gov.cn/rcep/rcep_new.shtml